ロボット、千葉ロッテマリーンズについていいかげんなことを書きます。
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RTMではじめる ロボットアプリ開発を購入しました。
とりあえず目次を見た感じで、どっかのRTMの本と見せかけたUMLの本とは違ってRTMの内容がほとんどみたいなので一安心です。あの本も最初からUMLの本だと思えば悪くないのですけどね。
このページからサンプル等がダウンロードできるみたいです。
2章のアプリがバッチファイルを起動するだけで一発で起動できました。
これは凄いです。こんなに簡単に動作できるRTシステムは貴重です。今年RTMコンテストに参加する人は是非参考にしてください。音声合成、会話制御にクラウドサービスを使ってこちらでのソフトウェアのインストールを不要にしたところは良かったと思います。
どうやらこのアプリは本を購入してなくても入手できるみたいです。一つ不満な点を挙げるとすれば同じDLLが沢山同梱されており(例えばomniDynamic415_vc10_rt.dllは4つも入っています)、ダウンロードする時に重いです。DLLを単一のフォルダに集めておいて、start.bat内でパスを通した方が良いのではないかと思いました。
一番驚いたのはOpenCV-RTCで、凄く簡単に動作確認ができるようになっています。
別にこの本に直接かかわることじゃないのかもしれませんが、あの共有メモリ通信のできる独自のデータ型が今後どうなるかが気になります。なんでも同一プロセス同士のRTCの通信であれば直接データに書き込めるようになるとからしいので、将来的には独自のデータ型にした事が足を引っ張るのではないかと思っています。なんだか90ページの②の利点はどういう意味なのかよく分かりません。
サンプルの話はこのぐらいにしておいて、本の内容について感想を書きます。
サポートページの目次を見た感じでサンプルのRTシステムの説明がほとんどのように見えますが、実際は6章のRTCのプログラミングが本の半分近くを占めています。この辺の量を多めにしたのは良かったと思います。RTCを作成する上で重要度が高い部分を重点的に説明しているので分かりやすかったと思います。ただ逆に言えば細かい部分については書かれていません。マネージャの説明とかはあっても良かったかもしれないです。あとこの本のサンプルプログラムは短いのでいいのですけど、ロジック部分は切り離すのが基本なので別ファイルに分離したときのためにCMakeLists.txtの編集の仕方にも軽く触れておいた方が良かったと思います。
全体的に使い方を説明した感じでRTMの詳細な仕様などは掲載されていません。まさに入門書と言った感じです。
3.8節の「音声処理部で利用している既存の技術と知見」は面白かったと思いました。サンプルのRTCにどのような工夫をしたのかが分かりやすかったと思います。
2つだけ不満な点があります。
まず4章でラジオとかババ抜きとか謎の例えが出てくるのですが、何だか分かりづらいです。と言うより4章は全体的に分かりづらかった印象です。何だかこの章は具体的な話をしているのに抽象的に感じるというか、全体的にふわふわした感じがしました。93ページの②で言っている「独自定義のファイル」とかよく分からないので具体例を見せてほしかったと思いました。
あとDAN Ⅱ世と言うキャラクターはあまりかわいくないので、独自のキャラクターを使った方が良かったと思います。
どうでもいいですけど、161ページに誤字があります。
全体的に面白い内容だったと思います。入門書ですけど、RTMに精通している人でもそれなりに楽しめると思います。
にほんブログ村のロボットのカテゴリから
全然人が来ない・・・
とりあえず目次を見た感じで、どっかのRTMの本と見せかけたUMLの本とは違ってRTMの内容がほとんどみたいなので一安心です。あの本も最初からUMLの本だと思えば悪くないのですけどね。
このページからサンプル等がダウンロードできるみたいです。
2章のアプリがバッチファイルを起動するだけで一発で起動できました。
これは凄いです。こんなに簡単に動作できるRTシステムは貴重です。今年RTMコンテストに参加する人は是非参考にしてください。音声合成、会話制御にクラウドサービスを使ってこちらでのソフトウェアのインストールを不要にしたところは良かったと思います。
どうやらこのアプリは本を購入してなくても入手できるみたいです。一つ不満な点を挙げるとすれば同じDLLが沢山同梱されており(例えばomniDynamic415_vc10_rt.dllは4つも入っています)、ダウンロードする時に重いです。DLLを単一のフォルダに集めておいて、start.bat内でパスを通した方が良いのではないかと思いました。
一番驚いたのはOpenCV-RTCで、凄く簡単に動作確認ができるようになっています。
別にこの本に直接かかわることじゃないのかもしれませんが、あの共有メモリ通信のできる独自のデータ型が今後どうなるかが気になります。なんでも同一プロセス同士のRTCの通信であれば直接データに書き込めるようになるとからしいので、将来的には独自のデータ型にした事が足を引っ張るのではないかと思っています。なんだか90ページの②の利点はどういう意味なのかよく分かりません。
サンプルの話はこのぐらいにしておいて、本の内容について感想を書きます。
サポートページの目次を見た感じでサンプルのRTシステムの説明がほとんどのように見えますが、実際は6章のRTCのプログラミングが本の半分近くを占めています。この辺の量を多めにしたのは良かったと思います。RTCを作成する上で重要度が高い部分を重点的に説明しているので分かりやすかったと思います。ただ逆に言えば細かい部分については書かれていません。マネージャの説明とかはあっても良かったかもしれないです。あとこの本のサンプルプログラムは短いのでいいのですけど、ロジック部分は切り離すのが基本なので別ファイルに分離したときのためにCMakeLists.txtの編集の仕方にも軽く触れておいた方が良かったと思います。
全体的に使い方を説明した感じでRTMの詳細な仕様などは掲載されていません。まさに入門書と言った感じです。
3.8節の「音声処理部で利用している既存の技術と知見」は面白かったと思いました。サンプルのRTCにどのような工夫をしたのかが分かりやすかったと思います。
2つだけ不満な点があります。
まず4章でラジオとかババ抜きとか謎の例えが出てくるのですが、何だか分かりづらいです。と言うより4章は全体的に分かりづらかった印象です。何だかこの章は具体的な話をしているのに抽象的に感じるというか、全体的にふわふわした感じがしました。93ページの②で言っている「独自定義のファイル」とかよく分からないので具体例を見せてほしかったと思いました。
あとDAN Ⅱ世と言うキャラクターはあまりかわいくないので、独自のキャラクターを使った方が良かったと思います。
どうでもいいですけど、161ページに誤字があります。
全体的に面白い内容だったと思います。入門書ですけど、RTMに精通している人でもそれなりに楽しめると思います。
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全然人が来ない・・・
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