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ロボット、千葉ロッテマリーンズについていいかげんなことを書きます。
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omniORB-4.2.2がリリースされたので、とりあえずビルドしてみます。
この作業の前にCygwinをインストールしてください。

まずはファイルを編集します。
mk/platforms/x86_win32_vs_12.mk内でPythonパスを指定します。
PYTHON = /cygdrive/c/Python27/python
#PYTHON = /cygdrive/c/Python36/python
次にconfig/config.mk内でビルドする環境の指定をします。
#platform = x86_win32_vs_15
#platform = x86_win32_vs_14
platform = x86_win32_vs_12
#platform = x86_win32_vs_11
#platform = x86_win32_vs_10



ここからはコマンドを入力します。
最初にパスにCygwinのbinディレクトリを設定してください。


set PATH=C:\cygwin64\bin;%PATH%;



次にコマンドプロンプトからVC++のコンパイラを使用するために以下のコマンドを入力します。

※必ずCygwinのパスを設定->VC++の設定の順序でコマンドを入力してください。


call "C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 12.0\VC\vcvarsall.bat" x86



そしてsrcフォルダに移動してCygwinのmakeコマンドを実行したら完了です。
cd src
make export




一応これで完了なのですが、omniORBpyもビルドします。
まずomniORBpy-4.2.2を先ほど使用したomniORBのディレクトリのsrc/libに展開してomniORBpyに名前を変更します。


omniORB-4.2.2
   |--src
   |    |--lib
   |         |--omniORBpy
   |--mk
   |    |--platforms
   |            |--x86_win32_vs_12.mk
   |--config
        |--config.mk

これでomniORBpyフォルダに移動してmakeコマンドを実行すれば完了です。
cd lib\omniORBpy
make export



(追記)
SSLを有効にする場合は、mk/platforms/x86_win32_vs_12.mk内でOPEN_SSL_ROOTを設定する必要があります。


OPEN_SSL_ROOT = /cygdrive/c/openssl/x86

OpenSSLは自分の環境でビルドします。
perlを使えるようにして以下のコマンドを実行してください。



call "C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 12.0\VC\vcvarsall.bat" x86
perl Configure no-asm --prefix=C:\openssl\x86 VC-WIN32
nmake
nmake install



これでomniORBをビルドすれば完了です。







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誕生日:
1988/09/22
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