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ロボット、千葉ロッテマリーンズについていいかげんなことを書きます。
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こんどこそ、これでしばらく休みます。
今回は感想等を書きます。

公式ページを見ると、「このコンテストを通して、これからのロボットソフトウエア開発者に不可欠なRTミドルウエアに精通する技術者も育成できるものと期待しています」と書いてあります。

僕でも3回出れば最優秀賞取れるのですから、確かな成果はあったと言う事なのでしょう。
来年のコンテストのキーノート講演の予稿原稿「RTミドルウェアコンテスト2015の狙い(仮)」には、そう言う事を書いておけばウケが良いと思います。

確実に前回よりクオリティの高い作品を作り続ければ、いずれは誰でも最優秀賞を取れます。

そもそも、1回目に参加する人でRTミドルウェアについて既に詳しい人なんてほとんどいないと思います。OpenRTM-aistの機能について把握するのにも相当時間がかかると思いますし、さらにrtshell、OpenRTM.NET等関連技術、CORBAの仕組み等について理解しようと思えば膨大な時間がかかります。好きじゃないととてもできません。僕なんか未だにOpenRTM-aistの全機能を把握できていません。


ORiNとの連携(以下略)、屋内地図モデルの簡易生成コンポーネント群RTMによるカメラマンロボットの動作確実性の向上メディアアートコミュニティ実現に向けたRTコンポーネントの開発と提案楽器演奏のためのMIDI RTコンポーネントの開発あたりは2回以上参加しているだけあって非常にレベルが高い印象です。
この事からも「コンテストによるRTミドルウェアに精通する技術者の育成」と言う意味で、コンテストを毎年開催している効果があったという事なのだと思います。

これらの作品が前回より確実にレベルアップした事に加えて、視覚脳科学研究を目的としたRTミドルウェアの応用と結果AR Drone用OPEN-RTM通信コンポーネントの実装RTM-RSNPによる人数管理システムも評価が高く、非常にハイレベルなコンテストになりました。賞が30個ぐらいあっても良かったと思います。

特にORiNとの連携(以下略)、屋内地図モデルの簡易生成コンポーネント群あたりは例年であれば3~4つ賞を取れていてもおかしくありません。

しかしこれだけレベルが高くなってくると、初参加で優勝と言うのはかなり難しいと思います。
実際、初参加で優勝しているのって殿堂入りしている2人だけですからね。




今回のコンテストを通じて一つ分かった事があります。
他の投稿作品で科研費やNEDOの支援を受けて研究していたものもありましたが、そんなものなくても勝てると言う事です。それから、協力者が誰もいなくても勝つ事は可能です。ただ質疑応答で一悶着起こしてしまったわけですが、その事を事前に誰かに指摘してもらっていたら良かったかもしれません。だからあれだけコメントくれくれと言っていたのですが、なかなか上手くいきませんでした。




来年は出るかどうか分かりません。
次優勝するとおそらく殿堂入りで出禁になってしまうので、いつ参加しても次が最後の参加になるかもしれないです。切りの良い第10回大会を狙う方が面白いかもしれないですね。


(補足)
そういえば、審査は相当揉めて最終的に多数決で決めたらしいです。
自分の評価は分かりませんけど、他の作品から最優秀賞を選べと言われれば相当迷うと思います。
屋内地図モデルの簡易生成コンポーネント群はレベルは高いのですが、あの非合理とも思えるRTCの設計が僕の評価を下げています。SysMLで設計したとからしいですけど、使わない方が良かったのではと思っています。システム全体として見た場合rtshellでデータポートの接続等の面倒さ等の問題は解決できるとしてもオーバーヘッドが大きくなるのはどうにもなりませんし、個々のRTCを見た場合再利用性の低い部分までコンポーネントとして分割しているため一部のRTCを使いたい場合でも複数のRTCを起動しなければならないため使いづらく、再利用性を下げているように思います。
ORiNとの連携(以下略)は少しプログラミング技術が未熟な部分があるのが気になります。
視覚脳科学研究を目的としたRTミドルウェアの応用と結果は詳細なマニュアルがないのが大きなマイナス点です。
楽器演奏のためのMIDI RTコンポーネントの開発は笑いを取ったので個人賞ならあげたいのですが、僕がMIDIを知らないのでどう評価してよいのか分かりません。

まあでも自分が一番気になる作品と言われれば、上の作品の中で一番熱を込めて語ってしまった作品だと思うので、そう言う事なのだとは思います。



まあ何にせよ、次出るときは全く異論の出ないぐらい圧倒して最優秀賞を取れるように努力する必要がありそうですね。





(補足の補足)
どうしても一つ言っておきたい事があったので、補足しておきます。
某大学から毎年のようにRTMコンテストに参加しているみたいですが、あまり成績は振るっていないようですね。
今年は4組参加して一つも賞を貰えなかったみたいです。

先に言っておきますが、大学とは関係あるとも言えなくもないですが、研究室とは全くの無関係で知り合いもいないぐらいなので、以下で言っている事は僕が勝手に言っている事です。


自分の研究とは別にやるのであれば、もっと気楽にというか楽しくやった方が良いのではないでしょうか?
自分の研究としてやっているのであれば、死ぬ気でやるしかないですね。
とりあえず、マニュアルはちゃんと書くように研究室内で徹底した方が良いと思います。見た感じ、誰もマニュアルを書いてません。おそらく評価を著しく下げていると思います。
芝浦工業大学、埼玉大学、電気通信大学あたりは毎年強いので、コツでも聞いてみてはどうでしょうか?







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またの再開とご教示をお願いします
 佐藤と申します.RTミドルウェアコンテスト2014の「視覚脳科学・・・」の一人です.我々は右も左もわからぬ中『とにかくこのままじゃ理論系脳科学は一向に進まぬ!』との問題意識の中,数年のサーベイを経て今回の開発に至りました.OpenRTM は単なる選択肢の一つだったのですが,最終的にこれが最良だと判断したという経緯があります.偶然にもその間,末廣先生が電通大に着任され大変驚きました.
 Nobu さんのブログは大変勉強になりましたし,実際に相談にのっていいただいたこともあります.ありがとうございました.
 我々は科学色が強く,いわば異分野からの応募でしたが様々刺激になりました.しかし,まだまだ必要なこと,足りない事があります.その中でのブログ休止のお知らせは非常に残念でなりません.
 まとまりのない文章になりましたが,これからもよろしくお願いいたします.
佐藤 2015/01/07(Wed)15:54:19 編集
>佐藤様
コメントありがとうございます。
コンテストの参加、お疲れさまでした。

このブログについてですが、今の所再開する予定はありません。
逆にここ4か月ぐらいで書いた記事で、相当失言を吐いたので一部記事を消そうかと思っている所です。


「視覚脳科学・・・」はソースコードを読んだ感じ、完成度が高く素晴らしい作品だと思いました。
ただ人に使ってもらう事を考えると詳細なマニュアルを書くことと、可能ならば必要なdllを付属させる必要はあったと思います。

それから、以下の研究が少し参考になるかもしれないと思ったのですが、どうでしょうか?

http://openrtm.org/openrtm/ja/news/150105_hondaRandD_technical_review

あと、作品のページにコメントが付いているので返信した方が良いと思います。
Nobu URL 2015/01/07(Wed)17:57:02 編集
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1988/09/22
職業:
あれ
趣味:
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